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M-1も終わりか?

Excite 10年目の貫禄!アンタッチャブルが優勝

アンタッチャブルの優勝に関しては、文句のつけようはない。
本命の笑い飯がこけた以上、対抗として存在したアンタッチャブルが
勝つのはまず間違いないと考えていた。

ただ、都合で全部見ることができてないので何とも言い難いが、
決勝の順番抽選を各コンビができていないとか。
それも芸人の運といえばそれまでだが、己のしゃべりでのし上がる世界なので
自身たちの引きの強さをも試す場であったのではと思えてならない。

ひとつ気になったのが審査員の顔ぶれ
西川きよし 南原清隆 大竹まこと 島田洋七 春風亭小朝 ラサール石井 中田カウス
の面々だが、
M-1という舞台にどうかと思うのが、
大竹まこと、春風亭小朝の両名(厳密には南原清隆、ラサール石井の両名も)
芸人としてはそれぞれ立派なキャリアをお持ちであることは言うまでもない。
ただ、この大会はコンビ漫才の技量を認めるグランプリなので、
審査員もオールコンビ漫才で芸をなした人たちであるのが望ましいとオイラは思う。
もしそうしないのであれば、審査員の人数がもう少し増えても、
東西の漫才師、東西の落語家と東西のコント芸人とを同人数いれておくべき。

もっとも、発起人が諸般の事情で自粛中という状態では、仕方ないか。

昨日、見ていて惜しかったのが麒麟だった。
敗者復活で勝ち上がって(スムーズに決勝に残れていないなんてどういうことだ)
決勝の2本を見たが、この2本順番が逆だったら、
ひょっとするとギリギリでアンタッチャブルを抑えて勝てていたかもしれない。
と思えるほど、決勝1本目のできがよかった。

笑い飯は最終には余裕で残れるとふんだのか、
ちょっといつもより押さえ気味だったのが敗因か
その点、アンタッチャブルは1・2本目とも持ち味を十分に出してきたのがよかった

ただ、今回決勝に残っていたことが???なコンビがいくつかあったことだ。
グランプリである以上、予想外の事態があって当然だが、
予想外が多すぎると決勝自体の価値が下がる可能性もある。

決勝戦の前評判としては、
「この顔ぶれでも、やはり〜が頭一つ抜きんでている」とか
「誰が勝つのかわからない」というのが視聴者を引きつけるのであって、
「〜が勝たなければおかしい」とか
「〜以外あり得ない」では面白味に欠けていく。

このままでは、いずれM-1の価値が失われてしまう。

  by hyperdyne | 2004-12-27 10:02 | 芸能

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