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仮面ライダー剣 最終回を迎える

この内容は見てない人には全く判りません。あしからず。
さらに、激しくネタバレがあるので最終回が放送されてない地方(あるのか?)や劇場版(もしくはそのDVD)を見てない人も読まないように。

平成仮面ライダーシリーズの2004年度作品の仮面ライダー剣(ブレイド)が1月23日ついに最終回を迎えた。
率直な感想は
「いい終わり方で終われた」と思う。

思えば、ストーリーの半ばごろからずっと伏線が張られていた。
劇場版のラストも含め、いくつかのラストが予想できたが、オーラス前の48話でほぼラストが確信できた。
今思えば主題歌の中にもキーワードがちりばめられていた。

最終回のサブタイトルでもあった「永遠の切り札」。
まさに、主人公剣崎が自らを切り札として、人類の滅亡と最後に残ったアンデッド・ジョーカー始をも救うために自らがジョーカー化してラストワンだったアンデッドを再びラストツーに戻し、バトルファイトを形式上再開させる。
そして、ジョーカー剣崎は仲間の前から姿を消し、永遠にアンデッドである運命と戦い続ける道を選んだ。
ジョーカーは本能で戦いを続けるので、2人は2度と会うことはないのだろう。
それこそが統制者が予想しなかった永遠にバトルファイトを続ける方法だったのだ。

ただ、オイラはこのラストを確信するまでは別のラストの可能性も期待していた。
番組中では統制者の執行役(物?)であったモノリスは一旦砕け散ってもすぐに再生したけれども、オイラは橘、睦月が倒れていく中で、もしかすると最強ワザであるロイヤルストレートフラッシュを超えるワザがあるぞと思ってしまった。
それは4枚のエースとケルベロスのエースを使ったエースのファイブカードだった。
統制者すら予想し得なかった、5枚目のエースで、モノリスを完全破壊する。
で、ダークローチも出てこなくなってバトルファイト終了。
なんてラストだ。

もしくは、ダークローチを超える強制執行役として、劇場版に出てきたような究極のアンデッドをブレイドキングフォーム、ワイルドカリス、そして最後の最後に出てくるギャレンとレンゲルのキングフォームでブッ倒して終わる。
なんてのも考えてみた。

まぁ、最終回も30分枠である以上そんな展開はないとも思ったが。
でもこれだけ結構な人気になってきているのだから、最終回1時間スペシャルなんてのも、次の響鬼(ヒビキ)あたりで考えてみてはどうだろうか。
今回のブレイドは最終回もあまり無理なくストーリーを終結に向かわせられたと思うが、過去のアギト、龍騎、ファイズは結構最終週へ向けての展開や最終回そのものの展開が苦しかったように思う。
平成初代のクウガのラスト数週も展開がやや苦しかったが、最終回はよくまとめられていたと思う。
今回のブレイドは、オイラの中では平成初代の衝撃クウガに次ぐものとなった。

ありがとう、仮面ライダー剣。一年間良いドラマだった。

  by hyperdyne | 2005-01-24 10:06 | 特撮ヒーロー

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